2009/08/30

日本の選挙制度がおかしい件

今日は選挙・・・でも仕事だからね。投票日前の投票も可能だけどしなかった。
だって自分の望む政策を主張する政治家がいなかったから(自分の選挙区に)。

じゃあ自分で立候補しろよって人もいるかもしれない。確かに被選挙権もあるけど供託金があるから実際は制限選挙なんだよね。
ちなみに供託金ってのは規定数に達しなかった場合に徴収されるのではなく、立候補時点で徴収されるもの。特に衆議院小選挙区の場合は300万円、比例代表に至っては600万円である。
おまけに日本では選挙活動が制限されており、ネットなどの費用が安く済む選挙活動が実質できないようになっている。
仕方なく指定された選挙活動を行うわけだが、選挙カーの購入は軽く見積もっても数十万。
選挙活動時間も日中に制限されるため、どうしても仕事を休まざるを得ない。

今の日本の有権者に数百万の金を出したり選挙期間中ずーっと休めるような労働環境にいる人間がどれだけいる? 政治家ではなく政治屋ができるのも当たり前である。

日本国憲法の第44条にはこう表記されてある。「両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。」公職選挙法は憲法に違反している。

日本国憲法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S21/S21KE000.html

公職選挙法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO100.html

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